溜息集積場 出張所

現在の運用方針はTwitterの代替が主です。仮運用中のため本ブログとの混線が認められます。

「絶滅ホスト」終演後感想

accumlater.hatenablog.com

書こう書こうっつって永遠に絶滅ホストの感想を書けないやつになっているのをそろそろ脱却したい……のですが、なんで結局予定地(記事初回執筆時)なのかという3つの言い訳を残しておきたい。

Aチーム千秋楽配信も見たので感想を書いて……行く予定なんですけど今日はどう頑張っても上がらないんでまずは現状予定地だけ、というのがまず一つ。
一応ネタバレを含まずに、この物語の肝だと管理人が感じた部分は「選択の自由と責任」、「閉じ込めることの禁忌性」かも、つまりアレクシスが/バジャックが/ガルニクスが/マッドオリジンが何故強く、何故大きな壁になっているのかという点と共通しているのではないか、というのを先に書いておきたかったのがもう一つ。

そして最後に、

note.com

雨っち監督ご自身が終演に寄せて書いたこの記事の最後が、あまりにも監督ご自身の手による「私の知らない他校の制服」「中、見ないでよ」のキャプションそのもので、まさか5年越しにこれをもう一度見られることになるとは思わなかったということを書かずにはいられなかったというのが一つです。

明日!こそ!!書く!!

(10/5追記)

えっとまず前提として。

朗読劇「絶滅ホスト」 | Zaiko

この記事本文読む前に、こちらの配信あるいは現地観覧を前提とさせてください。
というか究極この記事読まなくてもいいので、ここ来てるのにまだ見てない人はまず配信見て!!SSSS.シリーズが好きだった人、好きとは言えないまでも好意的な感触を抱いたことがある人、あるいはSSSS.に関しては「ちょっと描かれてる関係が甘すぎるかなー」と思った人、の3系統は特に!!
あとほぼ2日で土曜日のBチーム配信、3日で日曜のAチーム配信見れなくなっちゃうから!!次いつ見られるか本当にわかんないから!!!!!!!

では格納です。

くどいようですが見ました?見ましたね??見ないでここ読んでたらもう僕なにも責任取れませんからね???
あ、あと今更すぎるので特に書きませんでしたが、上演中の言及と同じく監督の過去作やらあるいは全然関連のない他作やらにやたら言及するタイプの内容になると思います。そこはご承知おきください。でも肝心のジュラシックパークに関する知識が全然ないんだぜこの管理人。これでいいのかよ。

要旨

まず最初に書いておきたいんですけど、現地観劇1回、配信で2チーム分1回ずつ、都合3回通しで見たんですよ。
そして雨宮監督ご自身が言っちゃってるので我々も言っていいと思うんですけど。
3回見た上で、なんでそんな回数見てしまったのか全くわからないぐらい、全然『いい話』ではないんですよねこの朗読劇。
というか、傍から見せられた我々からすれば「なんだこのヒッドイ話」と言ってしまってもいい、正直そういう内容の話、物語です。にもかかわらずそれは「出来が悪い」という意味ではない。全くない。シナリオも演出もキャストの皆さんの熱演も、全てが全力投球で、その「ヒッドイ話」をぶつけてくるし、それを見た観客は正体不明の満足感をなぜかしっかり覚えている。
爽快感とか熱さとか感動とか、そういうものとは全然無縁で、人間関係から社会的混乱(の予兆)まで、規模の大小を問わず「取り返しのつかないこと」がいくつも何度も起きてしまう物語なのに、何故か何度も見たくなる、見てしまうし、「見てよかった」と思ってしまう。そういう、あまりにも不思議な作品です。少なくとも管理人はそう感じた。
SSSS.G/Dのボイスドラマのいくつかで感じるような居心地の悪さ・据わりの悪さとでも言うべきものを煮詰めて煮詰めてお届けされたという感覚もあり、自分はあの空気に想像以上にやられていたんだな……と感じる部分でもありました。

亜蘭/エリ

亜蘭について。
彼について色々指摘的に書くと、その内容が勝手に突き刺さり管理人の方が死んでしまいかねないため、どこまで書けるのか全然わからんのですけど……。ホストたちの亜蘭への指摘、死ぬかと思った。今でも思っている。
Aチームの場合広瀬くんが演じてるのもあり、かなり強烈に『響裕太のネガ』として描かれていたように感じます。もちろんこれは管理人側の偏見を多分に含んだ見方かとも思う部分もありますが、そう外れてもいないと思いたい。
ご存知の通りグリユニ本編で周りから散々おせえおせえと言われ、後輩なんだか先輩なんだかわからんやつにもせっつかれ、当の好きな女の子には「早よ言って来んかい」みたいな態度を取られていた裕太ですが、とはいえ彼の場合、自分の感情を明確化し、好きな相手の力になりたいと考えて行動し、踏ん切りをつけるまでに例え時間がかかっても自分で一歩を踏み出すことを選び、実行した。相手があの気長で情の深いお嬢さんだったから、という点もありましょうが、だから彼はあのひとまずのラストシーンに辿り着いたよ、6週目の入場者特典で彼女ともども幸せそうな顔していて良かったよね、というのがあるわけです。
(麻中蓬?あれはほら……根が陽キャだからとりあえず置いとこ……?)
亜蘭、ものの見事に真逆なんですよね。遅いどころかそもそもあの状況を動かす気がなく、エリを確かに励まそうとはしたのだろうけれど、その方法として自分の興味関心を優先した励まし方をした結果エリと桃李の接点を作ってしまい、一線を踏み越えてしまう行動の手段は全て唆された結果である。結果、あれだけの能力を手に入れ、ホストたちを解放するという成果を上げておきながら、自分の目的は達成できない。それを「達成しない」のは彼に残った良心の現れでもありますし、広瀬版・峯田版双方であまりにも味わいの違う(2度美味しい!!)最大のクライマックスのファクターなのですが、とにかく「成し遂げられない」「成し遂げてはいけない」ものになってしまっていた。線引きをして、フラれるという結果が、許されうる最もマシな落とし所というところであると。
上でも少し触れましたが、この亜蘭の行動が主人公でありながら、アレクシスやマッドオリジン的な「誰かを夢/空想の中に閉じ込める」「相手と違うレイヤーに立っていることを前提としている」もの、そしてそれがバジャックやガルニクス的な演出であることに、「雨宮世界観における悪徳の共通性」を見出せる気もします。それを仮にも主人公が、「朗読劇の最中に朗読劇であることを認識しながら行う」という切れ味の鋭さが今回の白眉だったとも。柱から急に台本が生えてきた時マジで目疑いました。
あと広瀬裕也、この役を「極端にトーンを変えずに」演じ切れるのホントにヤバい。あのトーンのまま「なにを考えているのかわからない」への説得力を持たせられるのおかしいよ。峯田くんの振れ幅も見事だったので、全く違う2バージョンがある強みを最も感じたのが主役というのはある意味ふさわしいとも思うところ。

もうちょい続けると……というより、実は最初に管理人が亜蘭に関して感じたのは、裕太以上に「山中暦のもしも」という点でもあるのではないかというところでした。
「もし暦先輩と稲本さんの再会がもっと早かったら?」「もしダイナゼノン/ガウマではなく、怪獣≒ホストと先に出会っていたら?」「もしガルニクスの中で走るダイナストライカーを持たなかったら? 」……全く同じ行動を取るわけではないでしょうが、最後に事実を伝えることに決めた亜蘭は、立花さんを助けることにした暦先輩と相似なのかもと。
(この辺、DYNAZENON劇場総集編のBDブックレットで宮嶋さん・雨宮監督から出てきた話とも絡められそうなんですが、流石に言及するのはちょっと早い気がするのでちょっと寝かせておきます。)

ところで裕太に話を戻すと、付き合い始める前は六花の力になろうとそこそこ的確に頑張れていたはずな一方、付き合い始めてから妙に独断が多い(東久留米の一件、別れ話の一件に、『グリッドマンユニバース2』もなんかそれっぽい予感が……) ので、妙な緊張感が別方向から発生してきちゃったな?という面がちょっとあります。そろそろちゃんと喧嘩をして杞憂にした方がいいと思うよ。
てかなんで我々アースガロンやガイアSSVが数時間前に戦ってたステージでカップルの別れ話(未遂)聞かされてたの?

亜蘭パートが長くなり過ぎてしまった。エリの話。
率直に言ってアニメだとなかなか見ない……というか、仮にアニメで出ると正直かなり嫌われそうで、それでいてじゃあ彼女になんか落ち度があるかというと全然そうではない、むしろなんだかんだと実際にいろんなことを実行して、動いて、「選んで」いるのは彼女の方で、『起きた事実』だけをみるならむしろエリの方が主役である……と、ものすごい独特な存在感のお嬢さんだ、と思わされました。そりゃあうっかり好きになられてしまうのも道理だし、ホスクラ通いをあそこで「止められる」辺りに脚本担当の方の「らしさ」を感じた。
雨宮監督がGRIDMANの時、「六花は嫌われてもいいというぐらいの感覚でやった」といくつかのインタビューで発言されていたのが結構印象に残っているのですが、多分その六花(および夢芽)の手応えに加えて、朗読劇という媒体の違いから遠慮をなくした結果なんじゃないかな、と感じます。生田さんと菱川さんそれぞれの演技の振り方がまあ凄まじくて、怒り、甘え、驚き、だべりと、「これはまあ好きにもなっちゃうよな……」と強く納得させられます。

ホストという存在/選択をするということ

上記の上演中感想でもザクっと書いたんですが、本作でのホストはSSSS.での「怪獣」、忍殺(シヨン)での「ニンジャ」と同じく、ある種理不尽の象徴として描かれている……と見ていいと思います。加えて「人の心の隙に入ってくる」というのを割と繰り返してきて、ホストってそういう商売かもしれないし、劇中ではギャグ的に描かれているけど冷静に考えるとかなり怖い。桃李はともかく、キラ(沢城さん/神尾さん)にもキング(興津さん/緑川さん)にも何度も笑わされてしまうんですけど、笑さわれたってことは心の隙間を的確に突かれているという意味でもあってさ……いやでもキングのお二人はあんなんズルだよ!!!!!!!広瀬のいじり方にすごい見覚えがあるしなんでグリッドマンがそこから出てくるんだよ!!!!!!
「モノローグに入り込んでくる」というのが中盤一種のギャグだと思っていたら「内心に入り込むことが(までは)できる」という表現だった、とか舞台としての性質をめちゃめちゃ活用しているんだよな……。

このホストの描き方と関連して。序盤から繰り返され・言及される行為として「選択」があるのですが、この描かれ方の徹底にちょっとゾクッとしました。
序盤、エリは亜蘭に誘われてホストクラブに行きます。でもそれは亜蘭に「誘われた」としても、結果的にそうしたのはエリの行動であり、終盤で亜蘭は「エリの選んだことだ」とはっきり言います。そこに自分の落ち度、あるいは責任はなく、『亜蘭自身のせい』にはできない。仮に負いたくても負えないものだと。
中盤から終盤、亜蘭はキラ・キングの指摘と唆しに乗ってホストとしての力を持ち、現実を書き換える力でエリとの過去をやり直そうとします。それは結局失敗してしまうわけですが、散々それを唆したホスト2人は一転してやめときゃよかったのにと言うんですね。そのものズバリのセリフはありませんが、「唆されたからといってそれを選んだのはお前だ」という態度を示す。それはもちろん甘言に乗った亜蘭への痛烈な手のひら返しではありますが、この2場面に共通しているのは「どんな状況であっても『選択』は本人にしかできないものだ」という、当たり前で忘れがちな根底……だったりしないかなあ、と感じた部分でした。あまりにも当たり前すぎて別にテーマとかではない気がする。

以下!例によってこれ以上は長文が書けないので箇条書き雑感パート!!

  • まぜそば
    27日アフタートークで伏せた雨宮監督の肝入りの件がこれです。「アニメの収録中って何かを食べるシーンであっても(ほぼ)確実に『食べる演技』でしかできない、だから今回朗読劇にするにあたって、企画の最初から舞台上で何か食べてもらいたいと思っていた」ということだったんだそうなんですがマジでガッツリ食べることになってるの演出的にもカロリー的にも重くないですか!? その甲斐のある異様な迫力のシーンになってました。Aチーム千秋楽配信、生田さんの水の煽り方が大好き……。あとBチーム千秋楽で緑川さんが飴持ち出して自分で舐め始めるのはこの件の影響あるんでしょうか……。
    (すっごい余談ですが、DYNAZENONの収録時、ちせ役の安済さんは飴を噛み砕くシーンで本当に龍角散のど飴を持ち込んで噛んでいる、という話があったはずなんですよ。その件も若干影響してないかなあとか勝手に思う……)
  • これは他の方の指摘で知った点なんですが、『椅子を引き抜く』という度肝を抜く演出をしてきた舞台装置も含め、ジュラシックパークからの引用が多用されてるようで、亜蘭・エリの名前は苗字含めて割とそのまんまメインキャラの名前なんですね。
    キラは「爪」な苗字も含めてヴェロ『キラ』プトル、桃李は「貫」「三」が入った名字なので『トリ』ケラトプス、キングは噛み砕く王なので当然ティラノ=暴君=王。アンサンブル3人のうち頭突沢さんはパキケファロ、ステルンギルスは1番それっぽいのにそのまんまの名前がなくて多分ステルンベルギア……まではいいとして、
    ティラノ剣山って完全に別作品のキャラな上に、モチーフがキングと完全に被ってるんですけどいいんですか!?
    なんか異様に聞き覚えのある響きだと思ったんだよ!!(なお管理人は名前を知ってるだけで遊戯王GXを見ていません)

    冒頭書いた通り管理人ジュラシックパークシリーズは詳しいと言えるほど見てないので、作中のモチーフの重なり方とかまでは全然読めていません。ここを何かの間違いでここまで読んでいて、我こそはという方はぜひ配信見て教えてください。
  • 「絶滅ホスト」っていうありえない単語の組み合わせ、「新世紀」+「中学生」とか「怪獣」+「優生思想」とかのワードセンスと同根だと感じるんですが、これら全てに関して全部「変な組み合わせ」だけではない、作中の重要な意味合いを載せてくるからやっぱちょっと変な人だよ……。
  • DYNAZENON・グリユニ(男女間の関係に限らないのであればGRIDMANの六アカも)で立て続けに「告るんだったら早くしろ」「遅くなっても知らんぞ」という主張をされてたところに「そうしないとこうなる」はもとより「なんでそうしないといけないのか」まで言及があったの結構驚きだよな……。
  • 「65002033'年」の話、もしかして亜蘭は下手に事象を書き換えられるせいで、義父の死も含めた「告った後の全部」が自分の責任である、という構図になってしまう、それに耐えられなくなったとも見れるのかなとか。多分態度からして告白以外に事象を書き換えていない≒あの一点だけが違えばこの13年間があったと知った上でこれからホストとして生きていくのか奴は。がん検診を勧めた一点だけが現在に持ち込めた全てなんだな……。
  • アバンで椅子を動かす亜蘭(広瀬・峯田両亜蘭でやっている)が妙に印象的で、劇中で椅子を直接動かしているのって他の場面はアンサンブル=下級ホストで統一されていたあたり、あのアバンそのものが「亜蘭が時間を戻して着地した時点」なんじゃないかと思っているんですがどうか……
    ……とまで書いてから首輪あるかどうかを確認すればいいことに気づいたんですが、ひとまず更新してから見てみようと思います。

(10/8追記) 首輪ないですね…… となると単なる演出の都合というだけ……?

  • シャンパンコールの曲と劇中で時々流れる不穏曲って基本のメロディライン同じですかね?あとシャンパンコールの曲正直配信してほしい。
    ところで私グリユニ版のキャラソンをすごい希求しているんですが、裕太の新曲の前に広瀬裕也シャンパンコールの曲が来てしまった……どうしよう……。
  • とりラジでこの上演に関して広瀬くんと宮本さんが話すの聞きたかったなああああああああ…………!!! 復活公演でやってくれないかなああああ……………!!
  • 興津さんのパパ(夢芽パパ)強調、大好きです。正直見に行った回でも「雨宮作品で興津さんだったらなんかあったりしないか……!?」とちょっと思っていました。
    というか「もういっぽん!」って構成が皐月彩女史なので、多分名前は絶対どこかで見てたはずなんですが、完全に見落としてたな……。
  • ディビジョンホストバトル、ELRに確実に怒られませんか???ポニーキャニオンキングレコードでなんらかの調整が入るのでしょうか???
    Aチームアフタートーク細田さんがめちゃめちゃ食い付いてたのがツボに入っちゃって大変だった。たまに忘れてしまうのですが濱野さんが演じた「レックス」って名前のキャラ、あっちの方が先なんだよな……。あと明日からアニメ2期ですね……。
  • 亜蘭とエリの学生証、学生番号に「19930610」の数字が揃って入ってるんですが、ジュラシックパークの公開日(本国)って1993年6月11日らしいんですよね。向こうが11日だから日本が10日、という計算?

f:id:accumlater:20231006000821j:image

というわけで、終盤はほとんど要素のみだったり正直書ききれてない部分もあったり(無駄遣いの件とか温度差/ディファレンスの件とかまるっきり言及してませんし)しますが、絶滅ホスト計3回鑑賞記録でした。
朗読劇という前提なのにこれは朗読劇なのか?(いや管理人の見たことある朗読劇も朗読劇でまあ……SHOWばっかりなんだけどさ……)と問いたくなる演出手法、それを高橋良輔さんが演出されたという衝撃、そして雨宮哲監督によるオリジナル内容のシナリオと、それだけでも見るに十分な要素なのですが、それを踏まえて、そして「全然いい話ではないよね」という印象を踏まえてなお、やはり雨宮哲作品らしさに溢れた、「あの監督は確かにこの物語を書くだろう」という納得のある朗読劇だったかと思います。

すごーーーーーく個人的な話になってしまいますが、SSSS.2シリーズ、そしてグリッドマンユニバースという形で、この時代に「グリッドマン」をシリーズ化までしてくださった雨宮監督には感謝してもしきれないもので、そしてSSSS.シリーズをまだ続けてほしいしご本人も乗り気のようである……というのが嬉しい、ということを前提として。
雨宮哲というアニメ監督、作家は、多分グリッドマンシリーズで描いている以上の、そしてグリッドマンシリーズ内ではそこまで求められていないであろうような要素、物語に関しても紡げるだろう、描けるのだろうという感覚が、それこそ「中、見ないでよ」を読んだ頃からあり、同人誌であるハッピーアンドハッピーエンドロールを読んだ時に一種確信になっていたんですね。そんなクリエイターを、我々が求めていて本人も乗り気であるからといって、グリッドマンだけに専従させてしまっていいのだろうか?という疑念がずっとあって。
さりとて当然降りて欲しいわけではなく、どうしたものかと思っていた中。この「絶滅ホスト」が発表された時に、「その手があったか!!」と思わされたんですよ。アニメと関連を持つ業界ながら、全く違う媒体で雨宮印の物語が見られる。そういう意味で期待しながら(そして「絶滅ホストってタイトル、なんなんだよ……」とほのかに思いながら)上演を待ち、向かい、これが見れたこと。とても嬉しく、心強く思いました。

今回の感触的に続編や別プロジェクトはありえないわけではなさそうに思えますので、キャスト続投の続編としても、あるいは世界観が同じで別の舞台であっても、あるいは全く違う物語であったとしても、もし、もし新作が来たならば、とても嬉しいですし、ぜひまた観たいなと感じています。
今回のプロジェクト、本当にありがとうございました。また来店できる日を、心からお待ちしています。

さて日付変わってしまったんですが、一応まだギリギリ10/5であるとして。

今日、4年+364日目なんですよね。

明日もなんか書きたいですが 未定です。

(10/8追記)

細田健太のスワロウナイトニッポン#144 (ゲスト:伊藤裕史さん、高橋良輔さん) - YouTube

まだ全編は見れていないんですが。

こちらも細田さんのラジオで、高橋さんと伊藤Pをゲストに今回の裏話をされているそうです。まださわりを見ただけですが、かなり面白そうな話をされているので早めに全部拝見したいなと思うところで………

そう伊藤Pをゲストに、

いと

この舞台も伊藤P(SSSS.シリーズはもとよりオッドタクシーやコップクラフト怪獣娘シリーズ、怪盗クイーンシリーズなどを担当されているポニーキャニオンP)担当作品だったんかい!!!!!!そりゃまあ関係作品なので大変納得ですしいらっしゃるからこそ興津さんもポニーキャニオンをいじれたんでしょうが、確か事前にこれを知れる機会って(私がとんでもない見落としをしていなければ)全くなかったので、またしても伊藤Pの掌の上で踊らされていた感があります。悔しい以上に納得してしまうからどうしようもないぜ。今回も楽しませていただきましたありがとうございます、というわけで続けて欲しい場合はポニーキャニオンにお手紙送れば良いと考えて差し支えありませんね!?

昨日でBチーム千秋楽は配信まで終了、今晩Aチーム配信が終われば本当にいつ見られるかわからなくなってしまうわけですが、改めて是非見ていただきたいところです(そしてここでずっと言ってたからなのかどうかはさておきフォロワーさんに見ていただけてとてつもなく嬉しかったことも付記しておきます) 

「商業作品である」こと以外の遠慮なし、原作なしオリジナルの雨宮哲成分を浴びたい方、今からでも是非!