【ゾイド公式】 アニメ『ゾイド 新世紀/ZERO』 第11話「三つの旋風 再戦!ライトニングサイクス」 期間限定 - YouTube
1クール目終わりの直前にしてスラゼロらしい形でゾイドであるからこその話をしてきたな……という回でした。
これまでの対戦相手の中でも競技者、ドライバーとしての側面が強かったジャックがサイクスを「より乗りこなそうとする」のに対して(そしてジャックのこの姿勢自体も別に否定されるものではない、スラゼロ世界では当たり前のものであるという視点を前提として)、ゾイドを「理解」あるいは「同調」することでゼロの力を引き出そうとするビットのこの世界における異質さ、ゾイドが生物でもあり機体でもあるということ(これはアニメシリーズよりも上山先生の漫画版に近い意識かも?)を前面に出してるところがゾイドらしさであるなと。
あと今回見て思ったのは、チームブリッツとチームライトニングのどちらが勝つか割と終盤まで読めないというか、「ブリッツの全員が調子に乗ってる」とか「テストでも勝ってしまう」とか、極端にどちらかに偏る状況がないところが上手いなと。増長してるから負けるんじゃない?いやテストではジャックにスコアを越されたからバトルでは勝つのでは?と、いい感じに内容を忘れてるのもあってどっちに転んでもおかしくないように思えたのがいい作劇だなと感じます。
しかし土曜6時のTBS系列で放送だったゾイドの枠で「チームライトニング」って名前が出てくると若干混乱してきますね。この時点でガイアはもう2年前になってるんだよな……。