溜息集積場 出張所

現在の運用方針はTwitterの代替が主です。仮運用中のため本ブログとの混線が認められます。

グリッドマンユニバースショーを観に行けないということ。

※注意点1
本記事は執筆者の心情を吐き出すために書かれたものであり、起きた事象に対しての著しく非論理的な展開、過剰な展望、心理を優先した非合理的な内容となる見込みです。
本文を読んだことによる嫌悪感や不快感は十分に発生しうる内容になると予想しますが、執筆者はいかなる心情であれその責任を取ることができないということをご了承ください。

※注意点2
本記事において管理人と同様の状況、すなわち4/7開催の「グリッドマンユニバースショー」の入場チケットを入手できず、代替として配信での鑑賞を考えている方々、
および元から現地観覧の予定なく、最初から配信での鑑賞を志向していた方々にとって、非常に有害、考えない方が良かったと思われる思考の種になりうる内容が記載されています。
すでに現地観覧のチケットを入手済みの方々におかれましては問題はないかと思いますが、執筆者自身がその立場にないため断言はできません。
そのため少しでも不快になる可能性がこの時点で予想された場合、避けた方が無難であることもご了承ください。

以上2点をご理解、ご納得いただけた方のみ、続きをお読みください。

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現状

現在執筆者は食欲不振、日中活動効率の顕著な低下、入眠困難(1−2時間程度)が出ていまして、状況に対して起きていることとして考えればそこまで深刻ではないのではないかと思われそうではあるのですが。とにかく寝付けない、寝る前のフラッシュバックがひどいのがかなり辛く、これは一旦外に吐き出しておかないとどうにもならないぞと考えたために書き始めています。外に出して楽になるかどうかという確証まではないのですが……。
正直全面的にネガティブな話になるので、イベント開催前に書くのは控えようというのが当初の予定だったんです。しかしこれがあと1週間続くとなると、本当に日曜日はおろか土曜日の時点でまた体を壊しそうに感じていまして……。

これらの事態はタイトルの通り、グリッドマンユニバースショーの現地観覧チケットについて、先行抽選、一般販売、見切れ席販売の全てに関して失敗し、入手し損ねたことが明確な原因です。イベントのチケットが手に入らなかった程度で-『程度』ではないという話をこれからしたいんですけども-こうなるというのは一体どういうことかといえば、執筆者は2023年の1月から現在にかけての一連について、「この1年3ヶ月+αの間、全ての事象に関して最後の最後にユニバースショーに行けることで初めて/ようやくこの時期の全てが完結する」と考えていた、それを心の拠り所にして、公的にイベント開催が告知された8/1より前から1年以上を過ごしていたことに起因します。
この1年3ヶ月近く、どこかに行く、何かを鑑賞する、何かを書く、資金を調達して何かに使うといった比較的ポジティブな事柄から、足の指の骨を折ったり帯状疱疹発症したりノロウィルス(様)症状で寝込んだりという明らかにネガティブな事象まで、端的に言えばその一点、最後にこのイベントに行けることを根拠として生きていたんです。
その結果「現地参加できないのならばこの1年強お前がやってきたことは押し並べて全部無駄だったね」という内心からの声が連日頭の中で響いていて、それが否定できないという状況です。入眠困難もこれで説明がついて、日中はともかくとして何もしなくていい状態にいると、これが1時間以上頭の中で反響しているわけですね。

背景

という現状の話をしたところで、「現地で見ることが叶わないとしても、イベント自体の配信が当初から告知されているのにそれを強弁するのは無理筋では?」と考えられるのは自然なことと思います。
そしてこの疑問に対する回答は明確に誤解を誘発する物言いになるため、事前に強調したい点が2点あります。
まずは、最低限イベント内容を『知る』ことはできるという点での配信、フェイルセーフとして用意されていること自体は、とてもありがたいと思います。ですので、配信という施策に対して一切の意味がないという意図ではありません。
もう一つ。上記注意点2の繰り返しのようになりますが、ここから書いていく内容は、距離的・経済的・日程的・その他様々な都合によって、現地観覧を最初から希望されていない方々に対する挑発の意図は決してありません。これは強く念押ししておきたい部分ではあります。

その上で。

配信だとダメなんです。少なくとも自分が求めているものについては。

なぜかという理由は数限りなくあるのですが、極力集約して3点にまとめたいと考えます。

1点目。視点の問題。
配信である以上抜かれる画はカメラの画角に拠るしかなく、それは一種技術的な限界であるのでそれは飲むしかない点であるということは大前提として。
執筆者、GRIDMAN SHOW 03RE,DYNAZENON SHOW,ユニバースショーケースと、配信のあった3回については現地観覧と配信両方を見たんですね。すると、現地だとものすごく重要で印象的でありながら(少なくとも執筆者はこれを見たかった、と思ったものが)画角の問題で入っていないというものが結構あったんですよ。03REでの舞台の端から端まで走ってキャリバー2本をヒーロー2人に渡すアレクシス捕獲システム(ナナシB)、DYNAZENON SHOWでの舞台袖まで爆速で走ってダイナミックキャノン(予備)を抱えてくるナイトくん、ユニバースショーケースでのあまりにも長いナナビィの口上に舞台の反対側で痺れを切らしているアレクシスの芝居など。ちょっと考えにくすぎて流石に記憶違いではないかと思いたいのですが、ユニバースショーケースではナイトくんのキャリバー二刀流という凄まじい画もほとんど映っていなかったような……。
抜きたい画、抜かないわけにはいかない構図というものが優先になるのは当然なのですが、正直こういう「重要度は低いように見えるが、キャラクター性を強く表している」演出こそ自分が見たい部分でもあるので、それがハナからおそらく見れない、というのがかなり残念です。
というわけで、「そもそも見れない・見えない」だろうという点が一つ。

2点目。参加性の問題。
過去SSSS.のSHOWイベントを見たことがある方には言うまでもないこととして、このイベントはおそろしく観客を巻き込んでくる、『その場にいる』ことにものすごく重要な意味を与えてくる傾向があります。DYNAZENON SHOWやユニバースショーケースでのライトの使い方はもとより、02(執筆者は夜の部のみ観覧)での電光超人グリッドマンが現れるまでの一連の流れなんかは正直度肝を抜かれました。このイベント、ここまで「ショー」であることに自覚的なのかと。
加えて今回、配信が始まった03RE以降において、初めて観客側からの声が出せる、出せても良い、という状況になってから初のイベントでもあるわけで……。そういう状況下で想像される演出を考えると、多分現地と配信における体験は全く違うものになるんじゃないかと予想されます。加えて言うと、現地で見れる方々は配信でどう見えたかを追加で後から見れる一方、こちらは配信の形式でしか体験することが許されないんですね。
ここからさらに派生して、「グリッドマン関連のイベント」としては、uni-verse、およびストロボメモリー(フル)のイベントでの歌唱が初として持ってこられるだろうこと(ストロボメモリーは03REの時にTVサイズが歌われたのみ、その後のイベントに内田さんは参加されていないので、関連イベントとしてはフル披露の機会がなかった)は予想がつき、その場にいられないディスアドバンテージが本当に大きい。少なくとも現地に行くつもりがあった層にとっては、「入れない」ことがペナルティに感じることを許してほしいぐらいのことをやってくるだろうという確信があります。
というわけで、「その場にいられないことの不利」という点が2つ。

3点目。機会、一回性の問題。
映画公開に前後して制作された実スーツのUniverse Fighterと電光超人グリッドマンについて。おそらくこのショーそのものを一つの結実点とするために、他のイベントでは一切「戦闘としてのアクション」をしていないんですよね。シルエットでしかなかったユニバースショーケースはもちろんのこと、とりあえずユニバース最終回公録でもツブコンステージでも、出てきてはくれたものの出番自体は控えめでした。アクションそのものはあれど、明確な殺陣のついたアクションはなかったはずです(オーイシ武道館に関しては、後で確認しようと思っていたら胃腸炎で倒れているうちに終わっていたので、断言はできないのですが……)その全然短い出番の中でも動く彼らはこの上なく美しかったわけで、それを間近で見ることができないという事実自体にも当然落ち込んでいるのですが……。
その上で上記2点の懸念点と相互に関わってくることとして、この2体(設定上は同一人物ですけども)のいわば初演を直接見ることができない、ショーの全体を把握して捉えることができない、何よりもこれはウルフェスやTHELIVE等で実感した部分として、アクションショーというのは生で見るのと配信とでは質感が全然違う(優劣の問題というより、体験として別種)ので、その片面が決して見られないことを残念に感じると同時、さらにそれ以上に無念だなと考えるのは「次、いつ見れるか」が全くわからないところ。
今回のイベントの最中、あるいは終了と同時、おそらくSSSS.次シリーズの展開に関してもなんらかの情報があるかと思います。しかしGRIDMAN→DYNAZENONのことを考えるとその新作にグリッドマンが登場するかは未知……というより、(この位置で書くと誤解を招きそうではありますが)執筆者個人としてはユニバースを踏まえると「今度こそグリッドマンの物語ではなく、シグマの話になるんじゃないか?」という予想や期待が強目にあります。仮定に仮定を重ねた話になりますが、仮にそうなった場合、動くだけでなく戦うUniverse Fighterを直接見る機会は今後あるのか、それとも、もしかしてそのチャンスを永遠に失ったのか?という懸念がかなり強く……。
加えてもう一つ。今回この2体だけでなく、まず間違いなく新作スーツが出てくると考えられて、ほとんど内定しているマッドオリジン(だって出てこないなら神奈さんが声だけでも出演されるわけはなかろうし)に、執筆者はアレクシスニューオーダー(素アレクシス改造あるいはコンパチ)、さらにサウンドラスあたりが来るかなと予想しているのですが、新しい造形物として世に出てくれるのは嬉しい一方で、今後自分が彼らの「活きた」姿を画面越しでない形で見る機会があるのか、ということも、当然ながら考えてしまい……。
というわけで、「次の機会の有無への不安」という点が3つ。

伝わるように書けたかどうかは自信がありませんが、執筆者が現地にこだわっていることを大まかに区分するとこのようにまとまります。まとめないとおそらく個別事象に対して100を超えます。

反省・観測

ここまで書いてきたことは概ねチケットが取れなかったということを前提として、行けないことの何をそこまで不満に感じ不安視しているのかという、言ってしまうと他責の部分です。逆に自分の身として何をやってどう失敗したのかという話もするのが道理かと考えます。

怠慢だったんじゃないのかと指摘されれば、それを否定することはできないかなとも感じます。そもそも優先抽選時点で、不安視していたAmazon通販分しか買わないのではなく、あれだけ多くの魅力的な特典があったんだからその分も購入して、抽選回数を増やすべきだったと言われればそうですし、一般販売の報が出た時点で/あるいはそれ以前からネット回線を増強するようなことをしなくてはならなかったともいえます。見切れ席販売の際、一般販売の時には行けた決済画面まで到達できなかったことで、一般販売時には本当にあと一歩の差で入手できなかったことが可視化されてしまい、追加販売自体は嬉しかったはずなのに余計に厳しい心境になっているという面も事実です。
公開中の各キャストトークショーはともかくとして、公開後の関連イベント(数例として、とりあえずユニバース最終回公録、あにつくでのメイキング公演、新文芸坐トークショー付き再上映、絶滅ホストなど)が、空席が明確にあるというほどではないにしても競争率がそこまで高くはなかったことで、迂闊にも安心してしまったという部分もあるかとは思いますし、そもそも映画館で21回しか見れていないとか、TRIGGER NIGHTの夜の部はチケットを取らなかった(申し込まなかった)とか、MODEROIDのフルパワーグリッドマンに一向に手を出せていないとか……。自分ではやるだけやっていたつもりになっていても、そもそもそれ自体が不足であって、資格が与えられないのは当然なのではないか、というのはありえそうな話です。因果関係を見出すべき事象でないにしても、何かもっと別の手をもっと打てたのではないか、という後悔は強くあります。

ただ、これは自分のみならず人を巻き込んだ話として、先行抽選の時点で確認できた限り、過去のイベントから考えても落選者数が異様に多かったようにも思います。
もはやどうにもならない点ではありますが、先行抽選時点での応募数から計算して、より適切な席数の会場をあてがうことはできなかったのだろうか、という感覚は正直拭いきれない感情としてあるのも事実です。

展望

ここから先は都合のいい高望みです。

今回導入してほしい・できるだろうという意味ではありませんが、2節上で書いた懸念点の1つ目、『見えない』ということに関しては、昨今他の舞台ではかなり使われているらしいマルチアングル配信があれば手っ取り早く解決してくれるのではないだろうかと感じます。多分まさに「画角が足りなくて見たい部分が見えない」という要望を解消するために作られたものだと思うので……。仮に次のイベントがあったら確実に入れてほしい……。

もう一点。これは相当な無理を言う話かと思いますが、正直言って再演をやってほしい。もちろん関東圏ではなく別の地方での開催で、すぐ思い浮かぶのは関西か中部ですが、九州でも東北でもどこでも、ついでに言えば朗読劇というスタイルから変更されていたとしても参加されるキャストやゲストの方々が減っていても(最もわかりやすい参照としてはユニバースショーケースのような形式であっても)少なくともこの執筆者は飲みます。それでもいいから見せてほしい。さらに際限のない欲を言うなら、今回欠席になってしまっている斉藤壮馬さんが参加されるバージョンのようなものが生まれる機会にしてもいいと思う。
完全な同値ではないですが、要は上映中にあった関西・東北方面でのキャストトークショーやワールドの巡回開催の近似をやってほしいんです。
正直今回「ただチケットの有無だけで、行きたいのに行けない・行けなかった」人が、積極的に調べていない自分の目にすら相当入ってくるのもあって、自分の心理としても配信だけを救済措置とされるとかなりしんどい部分があります。仮に実現した場合、今回見に行ける方々から不満が出そうではありますが、『初演に参加できない』というのは正直それだけでかなり大きい不都合ではあるし、再演したとて全く同じものにはなりようがないわけで、そのへんご理解いただけないだろうか、とも……。
相当悪い言い方をすると、03REでもDYNAZENON SHOWでもここまで弾かれていたことはなかったはずで(ユニバースショーケースは特殊すぎるイベントだったので例外としたい)仮に過去の事例と全く同じ対応でいいでしょう、満足ですよね、と思われているとしたら、NOと伝えておきたいです。

事実・結論

ということで、執筆者の感情を一旦吐き出すことそのものが目的なのでここまで度外視させていただきましたが、これだけの感情を外に出さないことには看過できない程度に具合が悪くなるとしても、別に現地で観られる方々が楽しめないものであればいいとか不利益を被ってほしいとか、そういうつもりはない、ということは、言い訳に聞こえるかとは思いますが、忘れず書いておきます。もしもチケットを無事入手していて、開催前にこの記事をここまで読んだ物好きな方がいたら、こういうことを考えていたやつがいて、それの持っていない幸運をご自分は所持しているということを覚えて現地で参加してくだされば、多少は報われるかと思います。ぜひ楽しんできてください。それは我々がどれだけ望んでもすでに叶わないことなので。

自分はここまでのことになったのは初めてなのでこのように吐き出すことしかできなかったわけですが、世においてもっと抽選率の高いイベントも、おそらく自分なんかはおよびもつかない程度にそういったイベントを支えとして生きている方々も多くいらっしゃるというのも当然ながら想像はつくわけで、自分の今回のこれは世間一般的には陳腐であると言われればそれまでかという視点もあるにはあります。そういった方々、同じ境遇に陥った時どうやって凌いでいるんだろうな……ということに、多少思いを馳せる機会にはなりました。なんかイベント運営の不誠実さとか問題点とかが発生しない限りすごく粛々と受け止められている印象がある。詳しくないからかもしれないけど。

とりあえず、自分の中で抱えていた望ましくない感情やら無力感と、その背景にあるものに関して、全てではないにしろ一旦外に出すことができたので、まずはこれで入眠時の激烈な無力感、睡眠を阻害する虚無感が薄れてくれることを願いつつ、関連グッズ等に触れても悲しく・虚しくならないかを段階的に確認していきたいと考えます。正直今uni-verse等、関連楽曲が聞けないコンディションになっていて、触れるとどういう心境になるかが怖く、せっかく届いたDXシャドーバーンもビッグゴルドバーンNMも封印してしまっているので……。
2023年度はユニバースの映画公開時期に前半、多大に影響を受けた同人誌の執筆に後半をほとんど費やし尽くしてしまったので、上でも触れた通りMODEROIDのフルパワーグリッドマンがほぼ全くの手付かず、加えてMODEROIDのUniverse Fighterもこんな状態で触れるわけにもいかず、しかし放置しておくともはや一生積んでしまう可能性もあるので、早めになんとかしたいところです。
一応SSSS.関連じゃないプラモで手を出したいものもあるので、リハビリを兼ねてそちらを先に動かし始めるかもしれませんが。

最後に

ところで1番大事なこと書いていい?

今回のチケットって販売規約に記載ある通り、転売はおろか譲渡も一切不可という扱いなんですが、ザクっと調べてわかる範囲だけですでに10例弱チケット転売が発生しているようなので、イベント主催者としてポニーキャニオンおよび関連各社の皆様には断固たる対応を何卒お願いいたします。
(というかこの件に関しては、こんなところに書いたのを見つけてもらうのを希望する意味がないので普通に直接問い合わせ送りました)
対応していただけないことになると、こちらとしても『そういうことが許容される催しであり、イベンターである』という認識にならざるを得ないです……というのは書き残しておく価値があるかと思います。
ちなみに。これだけ勇ましいことを書いておいて、調べている最中に取引中の転売チケットを見つけた際、ちょっと抗いがたいほどの誘惑を覚えたのは事実でした。ただ、そんな形で現地に行ったところでそれはこの作品、シリーズから受け取ったものを棄損するだけだよな、と思えて、規約違反の通報をできたことが一つ。もう一つ、自分が通報しようとしていたところ、そこに辿り着く前に一枚が落札ではなく取り扱いから消えていた、つまり同じタイミングで誰かが通報してくれていたらしいという事実に、ちょっと救われた思いになりました。ありがとう、その時すれ違った誰か。

それでは。