溜息集積場 出張所

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ヒプノシスマイク-DRB-Rhyme Anima+ 第3話簡易感想

ゴヤ回だ!!
というわけで管理人が諸事情により待っていたナゴヤ回、アニメでは2期から参戦なので予告段階で割と盛り上がっていたのを外から眺めてたんですが、本編の方は適度な面白と正道な話が組み合わさった回だったなという印象でした。ざっくり言うとみんないい奴な回だった気がする。

個人的には空却への注目度が高かった(実は時々曲の方も聞いていて「葉山くんってこのレベルの曲歌えるの!?」という衝撃がかなりあった/いや自分の知ってる「覇道を往く風の如し」がまずすごいんですけど)ところ、今回は主体で動く感じではないながらいい兄ちゃん度合いが強く、こういう立ち位置がハマるキャラなんだという新鮮な驚きがありました。あと「なんか因縁があるらしい」ぐらいの話までしか聞いてなかったので、事務所にアポなしで来て穏便に話進めている獄さんと寂雷先生にめちゃめちゃビックリした(これ1話で書いた『ある程度登場人物間の問題が解決してる』というところですでに話されていて、知らなかった部分なんだろうな) 今回比較的話に巻き込まれていた十四くん、榊原さんの演技の幅がかなり有効活用されている印象が強い。ところで「四十物」って海産物を扱っていた人たちに多い苗字らしいんですけど、今怪しい行動とってるアニメ版新キャラ2人の苗字が魚介類なのと関連してくる要素になったら腰を抜かすと思います。

赤味噌ブラザーズといい紅離亜琉の3人といい、加害衝動が強化されてあの程度の行動しかしない(アマンダは十四くんにとって非常に大切なものらしいので心理的には『あの程度』で済ませていいものではないんですが、純粋な規模の問題として)、ラップ喰らって正気を取り戻すと即座にまともな性格に戻るあたり、元々悪事適性のない人物たちに無理やりやらせている・あの程度でも違法マイクを撒いておく必要があるぐらい適性のある市民には渡し尽くしてしまったという話なんだろうか。リーダーだった犬山くんの声がなんと石毛くん(ゴジラSPのユンとか『着せ替え人形』の五条くんとかあるけど、このシリーズでの参加に関して言うならば藤木遊作でしょうやっぱり)で、思い返せば1期には濱野さんも出演されていたので「山本匠馬さんとか武内駿輔くんとか来る可能性あんのかな……」みたいなことを急に考えてしまう。
今回のBaTラップ、「地獄行き」のモチーフで「落下」と多分文化圏の違う国・宗教観の「死後の裁き」が畳み掛けてくるのに結構感心してしまいました。ただし生首に関してはフォロワーさんが先行して言及していなかったら耐えられなかった(肩ぐらいまであったらもうちょっと緩和されていたと思うんですよ!!)
今回コンテ演出が1期の時にラップパートを管理されていた方だったらしいので、それを踏まえた演出論だった部分がちょっとあったのかな……とも。
展開的に度肝を抜かれるほど変な部分は控えめでありながら満足度は高めというテクニカルな回で、ホンがアニメ版には初参戦の菅原さんだったのも含めてヒプアニの面白さを拡げるような回だったように感じます。今後のナゴヤ組の活躍も楽しみ。