YouTube配信で見ました。荒川監督らしく・かつ「大賀薬局社長としてのオーガマン」を前面に出した、かなり「らしい」外伝だったなという感覚です。
現状見返す手段がないのでとりあえず雑感的に。関東圏在住という田舎者としてはMXでの遅れ放送も是非ご検討いただきたい……。
- 大賀薬局120周年めっちゃ押してくるじゃん 本編ではありませんがCMのテンポ感が大好きです。
- ヤバイ仮面の風邪を題材に、やくいく手帳の面白さ・行っては帰り行っては帰ってくるカラミーの頑張り・ドゲ本編では触れるに留まっていた残薬問題までガッツリ描いてきたのがかなり良かった。薬学の話を多少知らないと/興味がないと薬って判断できるものではないのにその裁量が受領者側に生まれちゃうから難しいですよね……。
- ドゲンジャーズの発起人としてではなく大賀薬局の社長としてのオーガマンの1日、地味にずっと気になっていたので一本立ちして見れたのが嬉しい。ところでここまでしっかり描かれると「1期の時地中を掘り進んでいた間の大賀薬局運営ってどうなってたんだ……！？」と考えてしまう面もちょっとあります。そもそもなんで地中を掘り進んでいたんだこの薬局社長。
- 取引先の営業（演：企画・脚本・製作会社代表）、反則技では？
- おやつタイムの話、最高。 これが見たくてドゲンジャーズを追ってる。
- 荒川監督がドゲンジャーズの立ち上がりをバシッとされた分、3期・4期での登板なかったのが少し心残りだっただけに、荒川監督がMAKOとヒャクトーバン撮ってくれてるのがそれだけでもかなり嬉しいですね。大賀一家を見たグレイト2（というより「花形陸」）が「家族水入らずなんだからいーんだよ」と言ってくれるのもとても「らしい」一言でした。
- ヤバイ仮面、「調子良いから強化形態」は確かに主観的には理にかなってるんだけど経験則的にやめといた方がいいんじゃねえかな。公園のロープウェイに乗って滑っていくとこが地味に好き。ピクニック組ヒーローたちがヤバイ仮面に吹っ飛ばされた時画面の左側に固まってた気がするのって上手下手理論と公園の設備上の問題どっちだったんでしょうか。ブチギレオーガマンが薬剤師としての怒りと家庭人としての怒りの両方を見せてるのが良いですね。
- 「ムラっ気のある奴には仕事は任せられない」のワードセンスがすげえシャベリーっぽいなと思った。これは結構勝手な欲求なんですけど、ヒャクトーバン（白石）って「負けたまま」になってることが結構ある（今回のヤバイ仮面はもちろん、メトロポリス本編でのハテナくん戦も）ので、次シーズンあるならそこをちょっと回収してもらえると嬉しいです。シンプルなリベンジマッチでもいいですし、ヒャクトーバンの立場・運用上「個人としての勝敗よりも組織としての目的の達成が重要視される」という落とし方も全然アリだと思うので。あと前提としてシーズン5見たいです。
- キタキュウマン、逆に美味しいんだわお前。
- 中洲激闘編本当にやってくださるんですよね！？！？！？！？！？！？（リアルイベントのほうか……？）
- 海の中道に来るオーガマン、行けないとは思うんですけどシンプルに見たいな……。行ける皆さんは楽しんでいただきたいです。
ドゲ感想って今は亡きSNSでちょっと書くぐらいしかしてなくて（あっちが存続してさえくれれば他の視聴者の皆さんの目に留まるという意味でも分量的にもそれで十分だったんですが、事実として亡くなっちゃいましたからね）あまり残しているものがないんですが、特別編を単発で見てもやっぱり安定して面白いしこの作品にしかない魅力があるよな……と再認識した次第です。
映像作品での次シリーズはまだ発表されていませんが、まずは本拠地である九州での活動のさらなる発展と定着を願って、今回はこの辺で。
