（とりあえず前提として5000円を投げてきた音）
さて。
うぶごえ | 【ジェットジャガー50周年特別企画】ジェットジャガースーツ再現プロジェクト
えーーーーーーーーっと……………………。
中川監督のブレーザー担当回がまだ前編とはいえ面白い中で言うの正直イヤなんですけども。
去年のガイガンに引き続くジェットジャガーのスーツ再制作クラファン、あと4日で目標金額比43％しか達成してないってどうなんだ？という話。
管理人自身は別にクラファン自体には忌避感はなく、またガイガンやジェットジャガーのスーツ制作という目的となればそうでもしないと耳目が集められないんではないかなあ……とも思っているので（ガイガンやジェットジャガーを特に下に見ているというわけではなく、そもそも定常稼働させるわけではない東宝が旧作の怪獣をわざわざ再制作するということ自体が難しいだろうという考え）このプロジェクト自体の存在も資金提供するのもいいんですよ。現に最低額とはいえ投げてきましたし。
加えてAll-in方式（目標金額達成か否かに関わらず実行される）である以上、集まらないことそのものへの一種の恐怖・恐慌感はなく、言ってしまえばクレジットであったり資金提供であったりで参加している感覚を演出するのが目的なんじゃないかとも感じていて、別にそれも構わないんですが。
何が特に引っ掛かっているかというと2点、
超雑に括ってしまうと「前回の反省をしていない」と「やる気が感じられない」という話になります。管理人が見てない・感じられてないだけだったらいいんだけどさ……。
まず一つ目。前回のガイガンでの最終集金がAll-inとはいえ目標金額のおよそ2/3、額としては相当集めながらも達成は結局してないんですよね。
とはいえそれは1回目だし目標を高く見積りすぎたのだろう、と考えられるわけでまだわかるんですが、今回の目標額はその目標値の約半分まで下げているのになお冒頭で書いた達成率になっていて。1回ならともかく連続してしまうと、それ自社キャラクターの価値をちゃんと見極めていないということじゃないの？という疑念が湧いてくる。
そこから2つ目に繋がってくるんですが、今回そもそもリターンコースが少なくて、少額支援も大口支援もほとんどできなくなっているし、スタート時点で「今回はこの3コースだけです」というような言及も見受けられなかったんですよね。管理人は「追加でリターンがなんか来るんじゃなかろうか」と考えていた結果割と真面目に購入を忘れかけていました。
あとリターンに限らずガイガンの時ってもうちょっと施策として盛り上げようとしていた記憶がある（記憶頼りで印象論になってしまうのですが）のに、今回なんか異様に静かなんですよね。Twitterのジェットジャガー公式アカウントも2021年で止まったままこの件で再始動するということもなく、また（旧作スーツを作ろうという企画上難しいかもしれないとはいえ）近年SPのジェットジャガーという人気の出た後継者がいてもそれを活かそうという施策も見られなくて、極端な話ジェットジャガーなら特別なことをしなくてもこれだけの資金が集まると信じているほどものすごく強気なのか、それともどうでもいいと思っているからなのかがわからないぐらいに波風を立てていないように思えます。
これは推論に推論を重ねるものになりますが、クラファンでの資金調達に「キャラクターとしてどれだけ資金を集めることができるか」の参考という面を与えたいとしたら、2年連続でのこの結果（いやまだ今年は終わりきってませんけど）はすごく悪手なのでは……とも。
一応念押ししておきたいんですが、管理人別にクラファンでの資金調達自体も、今回の主眼であるジェットジャガースーツの再制作に関してもそれぞれやるならやればいい/やってほしいという立場ですし、加えて今年はジェットジャガー短編が公開される当日、新作長編映画であるマイナスワンも公開というデカいイベントがあるので去年とは体制が違う……という可能性も考えられなくはないかとも思います。
とはいえ、クラウドファンディング開いておいてこれでいいのか？始めるんだったら活動として去年を超えるものを目指したり、あるいは目標金額をそもそも下げるなりしたほうが良かったんじゃないか？というのがどうにも引っ掛かって、ここに吐き出しているという次第。
今年も本編自体は中川監督によるもので、おそらくまた大変良いものを見せてもらえるだろうと思えるだけに、それ以外で引っ掛かりがあるのがどうしても残念なんですよね……。
もちろん大前提としてあと3日で目標金額達成したらみくびっていたのは管理人の方なのでお見それするだけなのですが。ぜひそうなってくれ。
